転倒。
転んだら寝たきりになるよ。
歩く時はとにかくとにかく
気を付けてね。
こんな言葉を掛けながらも
独居させていた父はパーキンソン病。
小刻み歩行でも
自分で買い物行くし、病院にも行く。
放置してるつもりは無いが
やっぱり放置になるのだろう。
忙しさにかまけて
あまり世話を出来ていなかった。
インフルで寝込んだ数日の後
父から電話。
「ご飯運ぼうと思って
転んで起き上がれなかった」
キッチンの床に、夕飯散乱
体はすっかり冷えきっていた
救急車で夜間外来受診するが
第二腰椎圧迫骨折
安静にしてお帰りください。
父の体にバスタオルを敷き
旦那とわたしと
そしてナース2人で
勢いよく父を車に乗せる。
帰される不安。
独居ですってば。
一人暮らしの父が1人で電話して
1人で救急車に乗ったら
入院させてくれましたか?
パーキンソン病もあるんですよ。
父はこのまま
寝たきりになるのだろうか。
介護は楽じゃない。
精神的にも
言葉に出来ない哀しみがある。
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